夏休み明け、2学期の初めころでした。
高学年の息子がこう言い始めました。
「学校に行かない」「嫌、行きたくない」
前からこんなことを言うこともありましたが、言うだけで普通に学校には通っていたので、発熱以外で休むことなどなく、皆勤賞に近い状態でした。
きちんと学校に行っていた息子が不登校になるなんて思ってもいなく、始めはとても辛い気持ちでした。
同じような不登校のお子さんを持つお母さん達も、複雑な悲しい気持ちなのではないでしょうか。
今日は私の個人的な対処法ですが、辛いなぁっという状態から少し気持ちを楽にする方法をご紹介していきますね。
Contents
息子の不登校は何が辛いのか
登校拒否を始めた息子を前に、正直パニックでした。
不登校という状況を受け入れるまで、少し時間がかかりました。
辛いと思う点は何個かありました。
・周りの目線(きっと親が原因だと思われているかもしれない)
・現実を受け入れられない。(自分が当たり前のように学校へ行っていたので、学校に行かないという選択肢は無いと思ってしまう。)
・ずっと自宅に息子と一緒ということ(私のひとりの時間が無くなる)
・自分の育て方のせいではないかと自分を責める
最初の頃はこのような辛い気持ちでした。
息子は辛いかというと、実は反対に辛くないと思います。
だって嫌な学校から解放されたのですから。
ただしばらくすると、この辛いの気持ちは自分の主観ばかりだということに気が付きました。
すると、この辛い気持ちから脱出する方法は自分自身にあると気が付きました。
息子の不登校が辛いという気持ちからの4つの脱出方法
自分の気持ちが持ち様によって、辛いという気持ちからは脱出できると思いました。
そこで私が考えた方法を4つご紹介していきます。
学校や専門家、ママ友に相談をしてみる
もちろん、学校や教育センターなどにも相談をはじめました。
教育センターは特に同じようなお子さんの相談をたくさん受けているので、お母さん視点で話を聞いてくれます。
学校とはこれからどうしたいか、という点について相談しました。
また、信頼のおけるママ友にも相談をすると、愚痴も話せて気持ちが楽になりました。
いずれも、もう自分の心の中に蓋をせず、話したいことは話すということで、相手にも理解してもらえるし、自分も少し楽になると思います。
遠慮なく、話したいことは話して、心を少しでも楽にするべきです。
不登校についての本を読んでみる
不登校自体がどんな状況なのか、とりあえず本をたくさんよみました。
世の中には不登校についての本は星の数ほどあり、どんな方法で乗り越えるか、学校復帰が出来るのかをいろいろな視点で書いてあります。
たくさん読んでいくうちに自分がどうしたいか、どうしたら息子にもいいか、知識が付いてきます。
この知識があるだけで、不登校への思いこみが手放せると思います。
自分の気持ちに寄り添う
自分がこんな考えではダメだと否定せず、こんな私でもいいんだと気持に寄り添うと楽になりました。
他人軸では考えず、自分がどうしたいかで良いのだと思います。
しばらく休ませてもいい!と、受け入れるまでにも時間がかかりましたが、甘やかしている私もいいんだと思い始めました。
すると、今までの否定された気持ちから解放されたような気分になりました。
母も自分がしたいことはするべき!
子供の不登校のせいで、ずっと家に居るのが心配だから仕事を辞めて家に居たほうがいいだろうか、働き方を変えてしまおうかと考える必要はありません。
もし自分が仕事をしたいのなら、今まで通りに暮らしていけばいいと思います。
あとお買い物や趣味、お友達とのランチも、子供が危なくない状況であれば、普通にたのしんでもいいですね。
子供のせいで、自分が犠牲になる必要もなく、もしそう考えていたならば、子供だって迷惑だと思うんです。
お母さんは元気で楽しく過ごしているのが、一番子供への影響も良いでしょう。
まとめ
不登校のお母さん方は、私の育て方がいけなかったんだと自分を責めたりもしますよね。
でもこれからの未来をどうするかが一番に考えることです。
そして、子供の気持ちを尊重しながらも、母自身の気持ちにも寄り添って、楽にしていいのです。
息子の不登校は辛いけど、いろいろなことを考えることが出来てとても良い経験だと思っています。
まずは、自分の心も体もいたわりながら、ゆっくり不登校と向き合って良ければいいですね。